中国の大躍進(1950~60年代)について
2024/12/23
「大躍進」を提唱した毛沢東というもの
人民公社というシステムを作り、人民を管理
農業生産量を増やすため集団組織化→公社幹部が生産量を競い合って2倍以上の嘘の報告合戦→辻褄を合わせるため農民から農産物を強制的に買い上げ、備蓄と外貨獲得のために輸出。これにより農民の餓死者が続出。その数3000~4500万人とも。
鉄鋼生産量を倍増させる→全国で農民をかり出し、土法高炉で生産させる→農業生産の低下、燃料木材伐採による洪水の多発。しかも生産した鉄は粗悪で1/3しか使えなかった。
惨状をみて大躍進の抑制を要請する者を、自分に対する批判と捉え、つぶした。
この年、最も多くの餓死者が出たが、その原因をソ連の借金返済圧力によるものだと主張し、
また、地方地主勢力による報復だとして末端幹部を処罰した。
毛沢東は失敗を認める事はなく、劉小奇に実権が移ると不満を持ち、文化大革命へと繋がっていく。
毛沢東とは一体何だったのか。中国国民はどう感じているのだろう。
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